はじめまして。
やさしさの中に
凛とした強さがある人になる
カウンセリング
難病生活20年、秘書経験10年の
カウンセラー 安堂百合子です。
アダルトチルドレンの人
愛着障害の人
職場でパワハラにあっている人
差別、いじめにあっている人
自分に厳しくしてしまう人
完璧主義の人
自分が我慢して周りを優先してしまう人
向けにカウンセリングをしています。
子どもの頃のいじめ ~人に対して心を閉ざす~
中学時代、父親の仕事の都合で
海外にいた私は
現地の日本人学校に通っていました。
そこで経験したのは
強烈ないじめです。
海外なので転校もできないと思うと
親を困らせることになるので
親にも打ち明けることができず、
卒業まで耐えるしかない絶望的な日々・・・。
先生も見て見ぬふりで、
自分ではどうにもできなくて。
そうなると、子どもだった私には
黙って耐えるしか
選択肢がありませんでした。
先生はあてにならないと、
いつの間にか人に対して
心を閉ざしているのが普通になっていきました。
周りに自分の思いを話さなくなり、何をするにもあきらめが先に立ち・・・
今思うと、自分自身を放棄していたようにも思えます。
高校受験で日本に帰国してからも
「帰国子女だから積極的」という
周りの目線と、
消極的な自分のギャップが気になって
大きいグループには入れない、なじめない私。
大人しい内向的な性格になった私は
楽しそうに盛り上がっている
クラスメートを憧れつつも遠くから見ているしかできませんでした。
まさか職場でも?! ~大人になってもいじめがあった~
子どもの頃は、大人になれば
いじめなんてものは無いだろうと
そこだけは無邪気に信じていた
私でしたが、見事に裏切られました。
女性は結婚退職が常識だった会社で、
結婚しても仕事を続けると表明した
途端に、始まった組織ぐるみでの退職勧奨。
負けたくないと頑張って仕事を続けることはできたものの
職場での評価は最低評価、くやしい気持ちだけが積み重なります。
周りの評価を自分自身への評価にしてしまった私は、
いつの間にか自分を大事にすることを忘れてしまっていました。
難病の多発性硬化症 ~発症
「一生完治はありません」と告げられ、寝たきり状態へ~
結婚した翌年、普通なら子どもも、
と考えたい頃に、頑張っている自分を
いたわる視点も持てず、あれができていない、これができていないと
自分を責めながら焦る
ストレス過剰な環境で
自分に無理をさせる毎日。
そんなある日、突然朝の通勤で
駅の上り階段が
上がれなくなりました。
手すりをつたって、
何とか階段を上りますが
ひどい痺れで足が上手く動かせず、
集中治療室へ緊急入院。
私は、難病指定の多発性硬化症を発症していました。
「一生完治はありません」
医師に告げられ、
目の前が真っ暗になるというのを人生で初めて経験しました。
なんで私が・・・!と病室で何度も涙を流しました。
最初は寝たきりから、茫然としたまま徐々に車いす生活へ。
幸い、投薬治療とリハビリのおかげで
車いすから杖を使って歩くことができるようになり、
最終的には1年半ほどでその杖も手放すこともでき、
ぱっと見には病人に見えない程度に回復しました。
ただ、あんなに続けたかった仕事は
急に色あせて見えて、体調優先で生きていこうと会社を退職しました。
会社での大人のいじめ ~パワハラ横行の職場~
子どもの頃のいじめのおかげで、
人との距離は保ちつつ
周囲の人の動きはよく見て気が付く、神経過敏な私。
その特性を活かし、秘書として別の会社で仕事を続けます。
ただ、そこで目にしたのは
日常的なパワハラ。
大人のいじめと言っていいくらいの
人格否定の暴言や相手の存在を否定する、完全無視の態度を取る役員。
当然中間管理職も部下にきつく当たります。
心ある人から疲弊して退職していくように見えた私に聞こえてきたのは、
あいもかわらず
「あいつが悪い」「馬鹿だから分かってない」「あんな奴いない方がいい」という役員の言葉・・・。
心理学を学ぶ ~自分を守るために~
この状況を何とかする方法はないのか、私は心理学を学ぶことに
しました。
職場を何とかしたい!と心理学を学び始めたのに、試行錯誤しつつも、
何故か波があった自分の体調も良くなっていきました。
これで順調に仕事を続けられるかと思っていた矢先、
突然自分がパワハラのターゲットになりました。
役員からの完全無視の始まりです。
普通なら秘書が対応する場面でこちらを見ようともせず
「おーい、誰かいないか!」の大声。
仕方なく総務の人が対応してくれました。
その後は挨拶しても無視、仕事で必要な情報はもらえない、
私自身、体調を崩して突然寝込むことも増えました。
きっかけはきっと他の人同様、
些細な事だったと思います。
毎日理不尽な扱いに耐えているうちに、はじめは驚いていた周囲の目も
だんだんと私に対する不信の目に変わっていきます。
会社にいる間はなるべく自分の存在を消して、恐怖心に耐えて
1日をどうにか終えることが優先事項になっていきました。
学んだ心理学でどうにかストレス対処しつつも、何のために
仕事をしているかが分からなくなり
役員の姿を見るだけで心臓がバクバクする不安定な日々・・・
常に緊張状態で過ごす会社生活を重ねて半年ほど経った頃、
ある朝、会社の駐車場で
足にひどい違和感。
車を降りたのに、次の一歩が踏み出せません。
もしかして、難病再発・・・?!
難病の病名変更! ~今までの治療法も覆される~
主治医の診察を受け、何度目かになる緊急入院、
やはり病気の再発でした。
まずはいつも通り、寝たきりから始まる車いすでの生活です。
ただ、今回は少し様子が違いました。
脊髄検査をしたところ、
病名が多発性硬化症から
視神経脊髄炎に変わったのです。
難病だけでもしんどいのに、
それが病名違ってて
さらに重症になる可能性のある病気って・・・。
今までの治療法も覆されるって・・・。
そんなことってある?!とかなりショックを受けます。
主治医の先生からの説明の後、
押し寄せる不安に押しつぶされないように、半泣きになりながら
病気のことをスマホで調べたいだけ調べて夜を過ごしました。
人との出会いと心理学で心と体の回復 ~大丈夫かも!~
手足のしびれとともに運動障害の出る私は、入院後すぐに
リハビリが組まれます。
前回の入院でお世話になった理学療法士の先生との再会で、
「前回も良くなってるからきっと大丈夫!」と底抜けに明るい笑顔で言われたときに、
周囲の人がいかに無表情で最近自分に接していたのか、
自分もストレスでいかに表情をなくしていたのかに
ハッと気づかされました。
寝たきりで身動きが取りにくかった私。
時間だけはたくさんあったので、病室で心理学の勉強も再開しました。
「心も体も、自分をもう一度整えなおそう」と決めて本気で勉強をすると、
「いけるかも、大丈夫かも!」という思いが自分の中から湧いてきました。
そこからのリハビリは、大逆転の連続です。
自分を認めてくれる人がいる ~人生が輝いていく~
自分を認めてくれる人がいる、
できないならできないで助けを求める相手がいる、
そしてその相手からその時の自分に合った
的確なアドバイスがもらえる、
それがいかに大切なことか!!
自分を認めてくれる人がいる、それだけで人生が輝いていく・・・!
そんな想いが私を前向きにさせてくれました。
まるでパズルがはまるように、
昨日できなかったことが
今日はできる!と
日々私にできることが
増えていきます。
*トイレも一人で行けるようになった
*投げてもらっても受け取れなかった
お手玉が受け取れるようになった
*開くことができなかった洗濯ばさみも扱えるようになった
*車椅子から歩行器になった
*歩行練習で階段が出てきた
*歩行器が外れた
*サッカーボールを蹴ることができるようになった
*包丁が扱えるようになった
*軽いものなら荷物を持っても歩けるようになった
*先生と一緒に病院の近所を散歩できるようになった
すっごく悪くて入ってきたのに、
すっごく良くなってきてる!と
研修医の先生や理学療法士の勉強中の学生さんが
私のリハビリをよく見学に来たりもしていました。
そこでも心の交流を持ったことで
また体の状態が良くなって・・・。
色々な人と話すことで、
対人恐怖的な気持ちも、
いつの間にか消えていたのに気づきました。
知らない間に、自分自身への信頼感を取り戻したのです。
そして私は無事、退院しました。
車椅子も杖もなし、
自分の足で歩けます。
自分のことを自分でちゃんと認めていられる、こころのお土産つきです。
心と体って、やっぱり連動していると思います。
心の状態が良ければ
体の状態も良くなるし、
逆に体の状態が心の状態を引き上げることもあります。
大事なのは、
導いてくれる人との相性と、
自分への信頼感。
大丈夫、
人生の次の一歩は自分で選べます。
私のカウンセリング
~やさしさの中に凛とした強さがある人を目指して~
自分への信頼感を持つ
自分はそのままで存在意義があると信じられる
自分の人生を自分で決められる
自分のやりたいことをゆとりをもって堂々とできるようになる
そんな人をひとりでも増やしたい
そんな思いでカウンセリングをしています。
私たちは、忙しすぎる日常生活に
「自分を愛することを時として忘れてしまいがち」です。
自分をないがしろにする癖や習慣は、
ふとしたきっかけで簡単に自分に入り込んでしまいます。
傷つきたくなくて、人に敬遠されたくなくて、
良い印象を与えて人から好かれたくて
価値ある愛すべき人間に見られたくて
人を優先しすぎていませんか?
ずいぶんと自分に無理をさせていませんか?
いつの間にか自分の心に痛みを抱えさせていませんか?
自分を愛することを放棄する
「セルフネグレクト」が習慣になってしまうと
ストレスや病気、自分責めやうつ状態にもつながります。
私は自分の経験から、必ず改善の道はある!と信じています。
ひとりで抱えこまず、ぜひ、あなたのお話を聞かせてください。
一緒に解決の道をさがしていきましょう。